スイス・フラン(CHF)は、スイスとリヒテンシュタインの通貨。
スイス・フランはヨーロッパにおいて、UKポンド、ドイツ・マルク、フランス・フランと並ぶ重要な通貨でありましたが、ユーロ統一後は、孤立した立場になっています。
ドイツやフランスと経済的なつながりが強いにも関わらず、独立性を保っている特殊な通貨で、その重要性は変わっていません。これは、スイスが永世中立国であることや、古くからヨーロッパのプライベート・バンキングの中心として活躍してきたことに由来するようです。
スイスで管理されている資産の半分が海外からのものとも言われていますので驚きです。このような背景もあり、リスク回避通貨として、外国為替市場では評価されています。
スイス・フランは、スイス中央銀行(SNB)が外国為替市場で、投機的なスイス・フラン高対策のために、市場介入することがあります。さらには、金利を引き下げに動くことも多くありますので、スイス中央銀行の為替市場に対する見解には注目しなければなりません。
スイス銀行とは?
スイス銀行という名称の銀行はありません。スイス国内にある銀行の総称で呼ばれています。スイスの銀行は、高い水準の守秘義務規定があります。たとえ警察、司法当局、公務員等その他どんな権力もスイス銀行の顧客情報の開示を求めたり強制的に閲覧することは禁じられています。その絶対的な守秘義務が、プライベート・バンクに利用されているともいわれています。
主なスイス銀行
・UBS(スイス・ユニオン銀行) 1998年、スイス・ユニオン銀行(UBS)とスイス銀行コーポレーション(SBC)の合併により新生UBS AGとして誕生。東京には大手町のファーストスクエアにUBSグループの拠点がある。
・クレディ・スイス(Credit Suisse) 1998年、クレディ・スイスとスイス銀行が合併し、現在あるクレディ・スイス(東京都千代田区には日本の支社がある)となった。