移動平均線は為替相場の平均値をグラフ化した為替相場のトレンドを示すチャートです。7日間の平均を見るときは7日移動平均線とよび12日間であれば12日移動平均線と呼ばれます。
移動平均線では為替相場のトレンドがどうなのかを見ることができます。上昇のトレンドなのか、下降のトレンドなのかを知ることができるのですね。この平均線より上の値に為替相場がある場合には上昇トレンドとみます。それから、2本のラインを見てみます。短期と長期の2本の移動平均線がありますが、短期移動平均線が長期移動平均線より上昇すれば、為替レートが上がる可能性が高い予想されます。
この短期移動平均線が長期移動平均線より上に上昇した点をゴールデンクロスと呼んでおり「買いのサイン」の目安になります。逆に長期移動平均線より下方に通過した点をデッドクロスと呼び「売りのサイン」の目安になります。
注:移動平均線も為替相場を分析するひとつのチャートです。他のチャート(ローソク足など)も含めた判断が重要です。
移動平均線の種類は単純移動平均、修正移動平均 、加重移動平均などがありますが、一般的に移動平均線といえば単純移動平均のことをいいます。最もポピュラーで基本的なテクニカル指標で、アメリカの著名チャーチストのJ.E.グランビルの投資法則によって急速に普及した。
移動平均線の期間のついてですが、移動平均線は、設定期間が短いほど、現実の株価の変動に近くなります。逆に、設定期間が長いほど動きがなだらかになり長期的な見方ができるといえます。
ですので、期間を短かければ短期トレンドが抽出でき、変化に素早く対応できるというメリットがあります、ですがトレンドがはずれるというデメリットの可能性もあります。期間を長くとれば長期トレンドが抽出でき、トレンドがはずれる可能性が少なくなるというメリットがありますが、逆にデメリットもあります。
期間のとり方によって移動平均線は短所・長所が異なりますので、1種類の移動平均線に依存するよりも数種類のの移動平均線の動きを把握した方が、より適切な判断に近づくことができると言えます。
よく使われる移動平均線は、日足(5日、10日、25日、30日、75日、80日、150日、160日、200日)、週足(13週、26週)、月足(60カ月、120カ月)があります。